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1時間目・中華丼

さっき、天丼のときに日本人なら天ぷらやろが! とか言っていたくせに、あっさり手のひらを返して中華丼について語ることにします。

日本人の定番メニュー「丼」と名乗っているくせに「中華」というふとどきな丼。そのくせ旨い。ということであっさり宗旨替えしてしまうあたり、いい感じですね塾長。

中華丼について

中華丼

では、まずはいつの間に中華の代表八宝菜と、日本のこころ、丼がコラボレートしたのかを調べてみたところ、昭和初期に東京の中華料理店で、八宝菜を注文したお客さんが「すまないけどご飯の上に八宝菜のっけてくれない?」と言ったのが始まりとか。

つまり中華丼とはこのめんどくさがりのお客さんと、ノリのいい店主のおかげで誕生したようです

。以来、中華丼はしっかり日本の丼の中でも有名な定番レシピとして君臨しています。塾長は中華丼のこと、それほど好きじゃなかったのです。しかし、ある日某コンビニにプチ丼シリーズとしてこの中華丼があったので、買ってみたらすごい旨くて、はまった記憶があります。あの時はほぼ毎日食ってましたね・・・。

中華丼と日本人

中華丼の具

八宝菜と中華丼の違いってとろみの強さじゃないかな? と思います。

カレーもそうですが、もともととろみが少ない料理に、とろみをつけてご飯に乗せやすくするのは日本人のお家芸。そのほか、しょうゆ味にしてみたり、レシピを改善してみたりなど、よりよくしよう、よりうまくやろうという日本人のサガなのでしょうか。

おかげで、今普通に食べている中華丼はただの八宝菜とは違ったレシピになっていることが多いですね。

八宝菜について

八宝菜

八宝菜は本来日本語じゃないですね。日本では五目旨煮などと呼ばれます。

・・・五目? 

いつの間に3品目も減ったんだ? と思いませんでしたか? 塾長は最初それを聞いたとき素直にそう思いました。

気になったので調べてみたところ、別に具材が八種類入っているから八宝菜ではなく、単に中国では八と言う数字には「何でも」とか「たくさん」といった意味があるから、具沢山のこの料理に名づけられたようです。日本では五目が同じような意味になるので、五目旨煮になったようですね。

中華丼の栄養

中華丼

中華丼は、丼の中でも特に栄養バランスに優れたありがたい一品です。野菜・肉・キノコ・ウズラの卵など具沢山の内容を(別に八種である必要はないですし)食べられるヘルシーな一品。

これでスープやその他のサイドメニューを併せたらかなりの優等生メニューでしょう。お昼に外食する人なら、天丼やカツ丼のローテーションにこの中華丼を加えてあげて欲しいくらいです。

中華丼のレシピ

ということで中華丼を作ってみましょう。中華丼の具材はこれ入れろとは決まっていないので、好きなものを選ぶのが正しい道。塾長としては最低限、豚肉、白菜、えびを入れますがそこはお好みで。それを踏まえつつ、材料はこちら。

中華丼の材料(2人前)

  • えび、ほたて、いかなど海鮮系 100グラム(面倒なら市販のシーフードミックスでも可)
  • 豚肉、鶏肉、ハムなど肉系 50グラム(どの肉を、どの割合で使うかは自由)
  • タケノコ 半個分(スライスします。缶詰でもかまいません)
  • シイタケ 1本(好みでキクラゲにしてもいいと思います)
  • 白菜 1/4〜1/8(大きさにより)
  • ほうれん草 1〜2本
  • ウズラの卵 (好みですが、塾長はウズラの卵入ってると幸せを感じます)

中華丼のたれの材料

  • 醤油 45cc(大さじ3杯)
  • 鶏がらスープのもと、またはダシのもと 一つまみ
  • おさけ、砂糖 各15cc(大さじ1杯)
  • 水 150cc(カップ3/4)
  • 塩コショウ 少々
  • 水溶き片栗粉 適量(水2:片栗粉1の分量で混ぜ合わせます)

中華丼の作り方

それでは、中華丼を作ります。具材の下ごしらえに手間がかかるものの、調理時間はそんなにかかりません。時間短縮を目指すなら、シーフードミックスや缶詰などを使って下準備の時間を削りましょう。ただ、今回はたまに作る丼ということなので、ちょっと時間をかけて丼作りを楽しんで欲しいな、とは思いますが。

  1. ウズラ卵はゆで卵にして、殻をむいておきます。
    白菜は葉のほうを大きめに、芯に近いほうは薄くそぐ感じで切り、ほうれん草は一口大にざく切りにします。
  2. シイタケ、タケノコはスライスして食べやすくします。
    両方ともスライスされたものが販売されているのでそちらを使ってもいいでしょう。
  3. えびは殻をむき、背ワタをとります。
    大きければ切り分けましょう。イカは短冊状に切り、何箇所か切れ目を入れておきます。ホタテは小さければそのまま、大きければ輪切りにしてしまいましょう。
  4. 水に、鶏がらスープのもとを投入して溶かしておきます。
  5. 肉類は塩コショウして、一口サイズに。これで下ごしらえ完成。
  6. 肉と海鮮系を先に炒め、ころあいを見てウズラの卵以外の残りの材料を加えます。
  7. 具材がしんなりしてきたら、4で作ったスープの水以外の中華丼のたれの材料を混ぜ合わせていきます。
  8. 具材に調味料が行き渡ったら、4で作った水スープをいれ、完全に火が通るまで数分間“煮込み”ます。
  9. 火を止め、塩コショウを使って味を調整してからウズラの卵を入れます。
  10. 具材を混ぜながら水溶き片栗粉を足していき、好みのとろみになるように調整します。
  11. 丼または深皿にご飯をよそい、上に具材を乗せて完成です。お疲れ様。

中華丼レシピにもう一工夫

あん

なお、上の具材はそのまま八宝菜として使えるので単品でたべてみたり、あんかけ焼きそばのあんに使ってみたりと利用価値が広いのがうれしいところ。

その他にも使い出があると思うので、色々と利用してみてくださいね。

あと、レシピの中でちょっと一般家庭には無いかなと思って、あえて書かなかったのですが、中華丼のたれにオイスターソースをちょっと(今回のレシピなら小さじで半分くらい)入れると中華色が強くなって旨いです。また、今回は醤油ベースですが、ご存知のように塩ベースのたれもありますね。

中華丼のまとめ

丼塾太郎の思い出

塾長の中華丼に対する思い出をもう一つ語って、終わりにしようと思います。

ある日のこと、うちの社長が珍しく(ほんとに珍しく)昼飯をご馳走してくれることになり、社長オススメの中華丼の出前を頼みました。社員全員だったので10人前くらいだったかな、と覚えているのですが、昼休み終わる頃にまだこない。ぎりぎりでやってきた中華丼には塩気がまったく無い。どう考えてもあせって塩入れ忘れたとしか考えられない味。なぜかおごった社長が申し訳なさそうに謝る始末。

しかし、あれから5年以上たつのにまだあの店つぶれてないところをみると、本当は旨かったんだろうなーと思います。でもなんか悔しいから入りませんけどね。

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