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2時間目・豚丼・豚キムチ丼

外食の丼と言えば、牛丼が定番だった頃、密かなブームになり始めていたのが豚丼。アメリカ産牛肉輸入がストップされた時の代替商品として一気に脚光を浴びましたね

。実は塾長、牛肉と豚肉では豚肉の方が好きなもので、かえって嬉しかったくらいですが。

豚丼について

十勝豚丼

豚丼は、豚の焼肉を丼に乗っけた物で、その焼肉の種類によってはブタカルビ丼とか、豚トロ丼とか名前が変わってきます。で、豚肉大好き塾長として一つ言いたいことが。それは、なんで“豚”が先につくんだ? ということ。カルビといえば普通牛カルビ、トロといえば普通マグロのトロだけど、替わりに豚を使ってみましたと言う感じが気にいりません。

代替品扱いな風に思えませんか? いや、実際代替品なのかもしれませんが、どれも本家とはまた違った風味で旨いんだからそろそろ別の名称を考えてみてもいいんじゃないか? と思ったりするわけです。

ついでに豚丼の歴史を紐解くと、昭和の始めに北海道の十勝地方、帯広の食堂で当時需要増加が見込まれていた豚肉を使って、庶民的な味を作りたい、と考案されたものだと言います。もともと帯広では豚肉の生産・消費が多く、豚丼を受け入れる下地は充分だったわけですね。やがて、“ご当地の旨いもの”として知られるようになった帯広の豚丼が、全国的に知られるようになったきっかけが例の牛肉輸入問題。

大手牛丼チェーン店が牛丼の代替品として(あ、また代替品なんだ・・・)豚丼を採用したことが知名度アップに役立ち、いまでは全国区となったわけです。

豚丼はもう代替品じゃない!

豚丼

例の牛丼が食えなくなる騒ぎの時に、豚丼なんか高いし牛丼の方がいい! といった批判があったこと覚えているでしょうか? さて、いまでは牛丼を食べられるようになったのですが、あるコミック誌にこんな漫画が載りました。牛丼が大手牛丼店で解禁になったときに、「並一つ」と注文したサラリーマンが、出てきた牛丼を見て「豚丼食いたいんだ!」といきり立つ・・・という漫画でした。

うろ覚えですけどね。つまり、豚丼はもはや牛丼の代替メニューではなく、独立したメニューとして独り立ちした、ということです。「牛丼の替わりに豚丼でも」ではなく「豚丼食いたい」になった、といえるのでは?

豚キムチ丼について

さて、最近キムチの消費が伸びています。特に若い世代に大人気。ところでこのキムチ、普通に食べてもおいしいのですが、肉とあわせることによってさらに旨くなります。そのいいとこ取りの豚キムチ丼がまずいわけはありませんね。

豚丼・豚キムチ丼の栄養

豚肉

栄養で行くと豚丼は弱いですね〜。何しろ豚肉とご飯だけですから。当塾で紹介する豚丼レシピではタマネギも入れますが、焼け石に水かもしれません。いつものごとくサイドメニューで野菜類を取ることを考えましょう。なお、豚肉には良質たんぱく質・アミノ酸のほか、疲労回復に効果的なビタミンB1が豊富なので、「がんばるぞ!」というときにはオススメです。

豚キムチ丼は、豚肉のほかにキムチが入っています。キムチは野菜源としてもありがたいものですが、実はそのほかに、ヨーグルト並みとさえ言われる乳酸菌を多く含んでいます。ただ、乳酸菌は具でなく汁のほうに集中しているので、豚キムチ丼を作るときにはこの汁も活用しましょう。

豚丼のレシピ

ということで、塾長大好き豚丼のレシピを紹介して見ましょう。基本的には炒めた豚肉を載せるだけの簡単メニューですけど。ではいつものごとく材料はこちら。

豚丼の材料(2人前)

  • 豚肉 200グラム(しょうが焼き用のものなど、薄切りのもの)
  • タマネギ 1/2個(好みで。タマネギを入れない場合はもう少し肉を増やします)
  • 塩コショウ 適量
  • お好みトッピングに生卵・温泉卵・紅ショウガなど(好みでどうぞ)

豚丼のたれの材料

  • しょうゆ 10グラム(小さじ2杯)
  • みりん、砂糖、料理用のおさけ 各5グラム(小さじ1杯)
  • しょうが 少々(好みですが、さっぱりします)

豚丼の作り方

それでは、芸のない導入ですが豚丼を作ってみましょう。

  1. タマネギは薄くスライスします。
    豚肉も大きいようであれば食べやすい大きさに切り、軽く塩コショウしておきます。
  2. 豚丼のたれの材料を全部混ぜ合わせます。
    もししょうがを入れる場合には細切りまたはすりおろしてから混ぜ合わせましょう。
  3. フライパンに焦げ付かない程度に油をひき、弱火でタマネギを炒めます。
  4. タマネギが柔らかくなってきたら、豚肉を入れて両面をさっと焼きます。
  5. 豚丼のたれを投入し、焦げないように注意しながら豚肉を焼き上げましょう。
  6. 丼によそったご飯の上に具材を置き、たれをまわしかけます。
    (ちょっと濃い味なので、手加減して混ぜた方がいいかも)
  7. お好みで生卵や温泉卵を割りいれ、豚丼の完成。
    紅ショウガを散らしてもよいでしょう。
  8. 紅ショウガの替わりにキムチを上に乗せれば簡易豚キムチ丼にもなります。

豚キムチ丼のレシピ

「簡易豚キムチ丼ってなんやねん、わしはちゃんとした豚キムチ丼のレシピを求めてきたんじゃ!」という人もいるかと思いますので、ここは豚キムチ丼のレシピも載せておきましょう。では、材料からどうぞ。

豚キムチ丼の材料(2人前)

  • 豚肉 200グラム(豚丼同様、薄切り肉を用意しましょう)
  • キムチ 200グラム ・ニンニクとしょうが 各一かけら
  • 醤油 15cc(大さじ1杯)
  • コチュジャン 各小さじ1杯ほど(好みで)
  • お好みのトッピングとして生卵・温泉卵などいかがでしょう。

豚キムチ丼の作り方

では、結構本格的な豚キムチ丼を作ってみましょう。好みなのですが、コチュジャンを少々混ぜるとなんか本格的な味になります。

  1. ニンニク、しょうがはみじん切りにして、醤油、コチュジャンを混ぜ合わせたものに入れてしまいます。
  2. 豚肉・キムチは大きければ食べやすい大きさにカットします。
  3. フライパンを熱し、豚肉を焼きます。
    両面に焼き色がついたら先ほど工程1で作ったたれを投入します。
  4. 適度に豚肉が焼き上がったらキムチを投入し、混ぜ合わせます。
    この時には、弱火にして「キムチを温める」くらいの気分でいいと思います。
  5. 丼によそったご飯に具材を載せて出来上がり。
    お好みで卵などをトッピングしましょう。

豚丼・豚キムチ丼に一工夫

バター

まずは、いためる油について。普通はサラダ油を使うでしょうが、これをごま油に変えるとゴマの香りが香ばしく食欲を増してくれます。同じようにバターを使うと濃厚な味わいになります。豚肉に脂が少ない場合には良いでしょう。ただ、コッテリになりますからお好み次第でしょうか。豚丼の本場帯広では、バターを使うお店も多いようです。

あと、豚丼はある程度脂身があったほうが旨いので、使う豚肉はばら肉などがオススメです。ただしカロリーも増えますから、たまに食べるなら、という条件付きですが。

豚丼・豚キムチ丼のまとめ

丼塾太郎の思い出

豚丼や豚キムチ丼のお話はいかがでしたか? 栄養のところでもチラッと触れましたが、手っ取り早いエネルギー補給や疲労回復に役立つ丼です。会社で疲れたお昼休みに食べに行く丼としてはなかなかのものです。なにより旨いですしね。

ただ、やっぱり栄養バランスを考えるとサイドメニューや朝食・夕食などで補って欲しいものです。当丼塾では、皆様に健康で、いつまでも丼を美味しく食べてもらいたいと思っています。

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