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2時間目・牛丼

外食産業の定番である牛丼。早くて安くて旨いとばかりに大人気の丼です。例のアメリカ産牛肉輸入禁止によって牛丼が販売中止になってしまい、一時は大騒ぎになったのも記憶に新しいところです。

現在では結構再開しているところも多いのですが、あのときの「牛丼食えなくなる!」といったパニックは牛丼がいかに庶民の丼として認められていたかを再認識させてくれました。

牛丼の雑学

牛丼

牛丼は美味しいですね。いや、多分塾長はどの丼についても「旨いですね」しか言ってない気がしますが。

まあ当塾で扱っている丼は塾長が旨いと思っているものしか取り上げていないんで当たり前ではありますが。さて、この牛丼の歴史は明治時代。「ザンギリ頭を叩いてみれば文明開化の音がする」とか言われていた時代です。

この当時、肉食が日本人に広まり、牛鍋と呼ばれるすき焼きの元祖みたいなものが大人気になりました。この牛鍋のあまり汁をご飯にかけたらこれが旨い! ということでこちらも人気に。これが牛丼の原型ということになります。

そう考えると、牛丼と言うのは日本の中でもっとも古い牛肉料理の一つに入るかもしれませんね。

かきこみ飯とは

牛丼の原型じゃないか? と言われているものにはもうひとつありまして、そちらがこのかきこみ飯。牛鍋は人気がありましたが、それはある程度の富裕層に限られていました。庶民はしょっちゅう食べられるようなものではなかったんですね。

そこで、牛飯というのが作られました。牛の内臓でだしをとり、そこにコマ牛肉を入れて煮込んだものを丼飯にかけたものです。これは安いし、ガツガツいけるのでかきこみ飯と呼ばれ、特に忙しい人に好まれました。生卵をぶっ掛けるのも、生卵でご飯を冷まし・喉越しをよくしてかきこみやすくするためだったといわれています。

どちらが正しいのか、もしくは両方が合わさったのかわかりませんが、牛丼はいまでも「早くて安くて旨い」丼として愛されています。

牛丼の栄養

生卵

牛丼に、生卵をかけて食べた場合のことを考えてみると、結構栄養バランスもいいんですね。

ただ、丼の定めと言おうか、野菜類の不足だけはどうしようもないので、そこはいつものごとく野菜類のサイドメニューでカバーしていただきたいです。

さて、牛丼は赤身肉を使うので、他の肉系丼より脂肪は少なくなります。でも、その分味付けが甘いことが多いので、カロリーには気をつけたいものです。

牛丼のレシピ

牛丼は、外で食べても意外と安いことが多いので、手間を考えるとつい外食で済ませることが多いメニューですが、自分でも結構簡単に作れてしまうメニューです。

問題となるたれなのですが、実は牛丼の歴史のとこ見てもらえればわかるように、すき焼き用の割り下をそのまま使用することも可能です。やや甘めですが、そのまま使えます。面倒な方はどうぞ。では材料はこちら。

牛丼の材料(2人前)

  • 牛肉薄切り 150グラム(少し脂身があるとコクが出ます。お好みで)
  • タマネギ 1個
  • トッピングにお好みで、卵、紅ショウガなど

牛丼のたれの材料

  • 砂糖 15グラム(大さじ1杯、結構甘いので減らしても可)
  • 醤油、みりん 30cc(大さじ2杯)
  • 赤わいん 70cc
  • しょうが、ニンニク各一かけら(おろししょうがとかチューブ入りの物でも可)
  • ダシのもと、塩、コショウ 少々

牛丼の作り方

では牛丼を作っていきましょう。工程2の牛肉はダシ取り用です。でも、捨てるのももったいないので今回はそのまま使ってしまいます。

また、たれは少し多いかと思います。全部かけるのではなく、調整してくださいね。

  1. タマネギは薄くスライスしておき、牛肉も食べやすい大きさにしておきます。
  2. 牛丼のたれの材料を全て入れ、牛肉を全体の1/3くらい入れて一煮立ちさせます。
  3. 一回牛肉を取り除き、替わりにタマネギを入れて柔らかくなるまで(10〜15分くらい)煮ます。
  4. 残りの牛肉と、もったいなければ先ほどのダシ取り用牛肉も入れて、赤味がなくなるまで数分間煮込みます。
  5. 丼にご飯を盛り付け、具を載せます。
    お好みで生卵、紅ショウガをトッピングして完成。

牛丼レシピに一工夫

りんご

牛丼は庶民の味。ということで、いろんな工夫されているツワモノが結構いるようです。

丼塾としても対抗して、いくつかの工夫を紹介してみましょう。まずはコンソメの元を“少量”加える。牛肉の煮込みなのですから、これは間違いありません。ただし隠し味程度にとどめること。

同じく牛肉を美味しく煮込むための工夫としてすりおろしたりんごの絞り汁を少々加える手もあります。ちなみに、今回紹介した牛丼レシピですが、やや濃いかもしれません。好みによって水を少々追加してもらいたいのですが、その水もダシ汁を使用するとワンランクアップ。

こうやって手間をかけると美味しくなりますが、そうすると外食の牛丼屋さんに行った方がお安くついてしまうのが難点。某牛丼チェーン恐るべし。

牛丼のまとめ

丼塾太郎の思い出

牛丼は、何回も言いますが例の「早くて安くて旨い」チェーン店のほかにもいろいろな外食産業が早さ・旨さ・安さを競っていますので、個人で作る必要性が薄く感じられるかと思います。塾長もよくお世話になっていますし。

でも、あれはマニュアルどおりに作ったもの。あなたの味の好みに合わせてたれを辛くしたりするような事はできません。そこが唯一自作牛丼のポイントだと思います。ということで、今回のレシピをもとにあなた好みの改良を加えて、あなただけの一杯を完成させてみてくださいね。

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